交通事故後に幻覚が…これって後遺症?

交通事故に遭った際に後遺症が発生することがあります。

一般的には後遺症と聞くと、骨折やむちうち、身体の損傷などによって日常生活に支障をきたすものとして捉えがちですが、こういった外的要因以外にも精神的なものもあります。

例えば、事故の光景がよみがえるなどフラッシュバック現象もそのひとつです。これは、PTSDと呼ばれるもので、交通事故以外でも震災や火事、レイプや暴行、戦争、殺害現場の目撃、虐待などでも起こり得るものです。PTSDは正式には、心的外傷後ストレス障害と呼ばれ、強烈なストレスによって発生します。

前述したような凄惨な出来事で強いストレスを感じて発症する人もいますが、上司に怒られたり、恋人に批判された、といった事でも発症する可能性もあります。交通事故によってもPTSDは発症する可能性があるので、気になる場合には病院などで診察してもらうようにしましょう。

PTSDは軽視されがちな後遺症ですが、精神的に落ち着かなかったり、睡眠障害、摂食障害、鬱、幻覚などといった症状を誘引させることもあるので、きちんとした治療を受けることが重要です。

PTSDを治療するためには、本人以外にもカウンセラーや医師、友人や家族などの周囲の人の協力が必要です。

また、フラッシュバックなどが起こったときにどういった対処をすればいいのか、ということを知っておくだけでも症状が大きく変わるので、そういった知識を頭に入れておくことも大切なことだと言えます。

PTSDで後遺障害等級認定を受けることができる場合もありますので、交通事故を取り扱っている弁護士に相談すると良いですよ。